今までで一番

2004年3月7日 映画
映画観てる時期かもしれない。

あんまりレンタルで借りまくって観たりとか、
映画館に観に行ったりとかしないタイプだったので。
が。
学校もないしある程度時間あるしって事で、
最近結構いろいろ観た。BSのアカデミー放送含め。

その中からいくつか感想をば。



まず「ラスト・サムライ」から行きましょう。

これは私が試験一通り終わらせてから初めて観た映画であり(関係ナイ)
前々からずっと観たいなーと思ってたものであり。
何といっても私は幕末が大好き。
で、勝手な予想であるが私はこれを戊辰戦争の話だと思っていた(笑)
とんでもなかったなぁ。
歴史上の「○○戦争」やら「○○事件」といったものではなかった。
まあ渡辺謙演じる勝元も、あれはたぶん架空かと?
専門家じゃないんでわかりましぇん(ヲイ)

で。
何が良かったって主演と助演がマジにカッコ良かった。
トム・クルーズが剣を使って立ち回りしてる事には
何の違和感も感じさせなかったし、
渡辺謙もさすがノミネートされただけある。
武士の気迫みたいのが強く表れていたと思う。
ストーリーも嫌いな話じゃない。
結末は、まあ予想通りではあったけれど。
(あ、でもトムの役に関しては少しだけ意外だったかも?)

でもやはり気になってしまう・・・
アヒルのいる農村、明らかに造花の桜、有り得ない農村地帯の地形、
修学旅行で行った智恩院で撮った御所の場面・・・
昔の日本文化に詳しいわけではないが、何か、違う・・・
その感はやはり否めなかった気がする。
まあ仕方ないか、と思うと同時に、
日本人として生まれた自分の中に根付いている、
日本文化に対する感覚を見つけたような(笑)

全体としては良い映画だった。私的には。
個人的でマイナーな見所は、
天皇の前での参議達の会議に勝元が来る場面。
あそこでの天皇なくして最後の場面は有り得ないでしょう。
結構あの会議の場面、好きでした。



次。「パイレーツ・オブ・カリビアン」

これは夏休み我慢して観に行かなかった映画。
ちなみにこれの試写会観に行った受験生の友人、
進路決定しやがった(爆笑)

ジョニー・デップ。
初めて私が映画を観て「この俳優かっこいー☆」と思った人。
出会いは「スリーピー・ホロウ」、そして「シザー・ハンズ」・・・

・・・以来ずっと彼には会ってませんでした(笑)
そして数年ぶりに出会ったのがこの映画。
あれぇ?こんな顔だったっけぇ?
まあメイクしてるから仕方ないかぁ。
あれぇ?こんなキャラだっけぇ?
てか演技うまいって事か、そうなると。
存在感あったなぁ。私は特殊オーラのある俳優さん好きです。
ある意味惚れなおしたぞジョニー・デップ。

さっきからジョニー・デップの感想しか書いてねーじゃんかよ。
はい。ストーリー。
よくもあの「カリブの海賊」というアトラクションから
こういうストーリー作り上げたなぁ・・・。
思ってたよりストーリー性があって少し意外。
ただし暗い海での撮影とアクションが多いせいか、
私がお馬鹿なだけか知らんが、途中で船が混ざった(死)
これ一体どっちの船だよ・・・誰かどーなっちゃってんの??
・・・と思う事は時々あっても、まあ流れにはついて行けた。
ところで、最後の父親と婚約者のリアクション&台詞はどーなの?
ちょっと都合良過ぎて引っ掛かったけれど・・・まあいいや。

アクションは結構見所かなーと。
ディズニーアニメのアクション実写で見てる感じでカッコ良かった。
鍛冶屋での主役2人(?)の立ち回りが好きでした。

試写会観に行った友人の感想、
「男の友情っていいよなー」
って言葉の意味は、最後になってやっと実感出来たかな。
いい映画でしたよ。


じゃ、海&男の友情つながりで「マスター・アンド・コマンダー」

これは一番最近見た映画。
予告見て面白そうだったから観に行った。

燃える部活やってた人は是非観るべし(笑)
あの「サプライズ号」という船の中での
艦長率いる船員達の共同体の「熱さ」みたいなのは
演劇部の現役時代思い出しちゃったなぁ。
集団で何か1つの事やって、思い出に残ってる人にはお薦めかも。

いやーあのちっちゃい男の子。
あの艦長への尊敬のまなざしは自分にも身に覚えアリ!(笑)
先輩に憧れてた中学時代が懐かしいなぁ・・・。
それから逆に艦長の船員を見守るまなざしも身に覚えアリ!(笑)
そりゃ私はオーブリー艦長みたいなカリスマじゃなかったですよ?
でも成船率いるまでに成長した部下を姿を見守る
親のような気持ち、私にはよーーくわかるぞよ・・・。
そして1つにまとまって士気を高めて「さあやるぞっ!!」っていう
あのテンション!!
最高。の一言。

てな感じで(どんなだよ)、
コミュニティの中の人間関係、
といったものが凄くよく描写されてたように思える。
コミュニティの「影」の部分も凄くリアルだしね。あれは怖かった。

そう、忘れちゃいけないのが友人の船医。
彼いい味出してたなー。
あの二人のやりとり確かに良いわー。
個人的に笑う場面じゃないのに笑いそうだった場面は、
船医がマジギレしちゃうところ(笑)
「そこで本気でキレるかー!」みたいな。
まあ・・・実際私でもキレちゃうかもねぇ。
客観的にみれば明らかに我侭だとは思いつつ(笑)

そういえばこれを観に行った日ちょうどアカデミー賞の発表で、
帰ってからこのサイト見たら、
「撮影賞」と「音響編集賞」取ったと書いてあり、
物凄〜〜く納得したのを覚えています。





本日はこれまで。
明日は「ピアノ・レッスン」と「妹の恋人」をお送りします。
他にも気が向いたら書くかも。

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