OG会

2005年7月2日
中高時代の演劇部のOG会に行ってきました。
うちの代が幹事だったんだけど、
参加者の半分は幹事でした(笑)



1つ下の後輩が何人か来てくれて、あと1つ上の先輩が一人、
で、うちらが生まれた歳くらいの代の先輩が一人。
近況報告などをしつつ、なごやかに楽しかったです。
現役部員がいろいろ見せてくれたんだけど、
正直見る前は、自分の冷静な目によって、
純粋に楽しむ、という事を邪魔されるだろうと思っていたのに、
改めて彼女達の演技を見てみると、何ともパワフルで、
凄く見応えのあるものでびっくりしました。歌普通に上手いし。
なんというか、あの、空気、ってやつ自体が凄く懐かしくて、
演劇部シックにかかった事なんてここ最近全然なかったのに、
何ともいえない懐かしさに浸ってしまいました。




それが終わってから夜の二次会まで暇だったので、
うちらの代だけでカラオケへ。
皆でカラオケ行ったのなんて中2以来?(爆)
なかなか、楽しかったです。





二次会。後輩は帰っちゃった子もいたけど、
こっちから来てくれる子もいたり、
新たに先輩が加わったり、そしてコーチの方がいらしたりして、
楽しい会でした。
その後三次会まで行ったし(笑)
こっちはなかなか語り合いました。
基本的に互いの近況報告だったものの、
ホント皆それぞれ面白い生活してる。
だからもう話題は恋バナから環境問題、医療実習まで、
いろんな事を話しました。
しかも学年を越えて、コーチの方まで一緒に。





とにかくですよ。
最近はもう今の自分の生活で精一杯で、
演劇部員に久しぶりに会えるのはまあ楽しみではあったけど、
だからって馬鹿みたいに楽しみにしてたわけではなく、
行く前まで最近のハードな予定の中の一部みたいな感覚だった。
今日大寝坊かましたのもそのせいだと思う。




でも、いざ会ってみると、
ある意味帰るべき場所に帰ってきたような、
そんな感覚になってしまうから不思議です。
明日になればまたそれぞれがそれぞれの世界で、
演劇部の事など思い出す余裕もなく過ごしていくんだと思う。
でも今日会ってみたら、何か私達には、
共通した深い深い何かが確かに存在しているんだと思う。
「あの学校の演劇部員であった事」というのが、
バラバラな生活をしているにも関わらず、
皆必ず影響している、という事がわかったから。
特に後輩含め大学一年生にとってはね・・・影響感じるよ。
下級生は重いものを運ぶのが当然、って世界に生きてると、
男の先輩ばかりの中でも率先して冷蔵庫を運びますよ(笑)
そんな昨日の部室移動の話をしてみたりしたら、
全員共感を込めて大爆笑してくれました(笑)
こんな冗談みたいな事もだけど、
でも、やっぱりいろんな面で鍛えられてきたから、
皆共通して、強く生きてると思う。話してて本当にそう思った。





そしてコーチはやはり偉大な方だと思う。
なんというか、あの方はもう、張っているアンテナというのが
凡人なんかと全然違う。
そして、本当にしっかりと、他人と向き合っている。
他人というものに対して、凄くしっかりと向き合い、
アンテナを張っている。
あの方は何十年もの間、何十人もの部員達に出会ってきた。
そして出会った全ての部員達に対して、
本当にしっかりと向き合ってきたのだと思う。
あの方が本当に慕われる理由というのは、これなんだと思う。
演技が素晴らしいとか歌が上手いとか、そういう事じゃない。
あの方の人間性というのは、本当に真似出来ない。




今日の三次会というのは基本的に近況報告会だったが、
夜も更けたところで飲みとなれば、恋バナもあったり。
一見して聞いてみるだけだったら、
私等小娘の恋愛話なんぞ他愛のないものだろうし、
それ以外でも私達の生活なんていうのは、
コーチの生きてる世界と比べれば平凡なもの。
けれど私達は私達なりに恋愛に悩み、
日々の生活を私達なりに精一杯生きている。
同じ世界(大学生である、という点で)に生きていれば
お互いの話を面白いと思うだろうし、
ずっと一緒に部活をやってきた仲間だからなおさらの事。
コーチは私達と全然歳も離れていて、生きている世界も違う。
でも私達の恋の話であったり、大学での話であったりに対して
とても興味を持って聞いてくださり、
なんというか、私達自身や、私達の人生に対して、
凄くしっかりと向き合ってくださっていた。
同じ次元に立って聞いてくださり、
「芝居より面白い!」と言いながら、
皆の近況を中心として、皆と一緒にお話してくださった。





私達の共通点は、同じ部活で舞台を一緒に創ってきた事。
コーチはその唯一の共通点を、本当に大事になさっている。
私達を、演劇部での「仲間」という感覚で、
今でも付き合ってくださっている。
私にはそれが嬉しくて仕方がなかった。
私達としっかり向き合ってくださっていた事が、
本当に嬉しくて仕方がない。
そして私は改めてコーチという方を尊敬しました。





ただ、ちなみに、
皆の近況はそれを抜きにしても相当面白かった事は事実(笑)
個性派が一同集合すれば、恋も生活も個性的ですわ。
誰一人として、同じような恋も同じような生活もしていない。
面白かったです、本当に。







明日からまた自分の生活でいっぱいいっぱいだと思う。
でもこの「帰省」体験は、私にとって大切なものだったよ。
後輩、同輩、先輩、コーチ。
再会が本当に嬉しかった。
また、会いたいな。





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追記

あの部活での本当に貴重な出会いというものが、
有難くて、有難くて仕方なくて、
今更ながらそんな事に気づいて、
この日記を書き終わった途端、涙が出てきた。

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